ひとりアフタヌーンティーのすすめ(2022年度 大阪・京都・奈良)
スイスホテル南海大阪(なんば)
有給をとった平日に行ったのでフロアもゆったりとしており、ひとりでも過ごしやすかった。
6月は「バイタリティーアフタヌーンティー」というテーマで、キヌアやチアシードといったスーパーフードや南海沿線である泉州の食材を使っているそう。
紅茶はTWGでブッフェ式。1杯ずついろんな種類のお茶を楽しめるがよかった。
一休などでよくキャンペーンプランが出ている印象で、この日もホテルアフタヌーンティーとしては破格の3,500円だった。
落ち着いた雰囲気で価格も控えめ、ということでひとりアフタヌーンティーデビュー戦に最適なホテルかなと感じた。
長楽館(京都・東山)
こちらのアフタヌーンティーは通常2人以上でしか利用できないのだが、期間限定でおひとりさまプランが出ていたので速攻予約。7月末に行ってきた。
長楽館は1909年に迎賓館として建築されたロココ式の建物。わたしは「貴婦人の間」という部屋に案内された。
コースターは建築主の「煙草王」村井吉兵衛にちなんで煙草がモチーフになっていている。
下段は天使海老や京赤鶏を使ったセイボリー、中段は自家製スコーン、上段は桃やメロンなど季節のフルーツを使ったデザート。飲み物はウェルカムドリンクとしてスパークリングワイン(ノンアルコールも選択可)のあとにオリジナルブレンドティー(ポットサーブ)とカフェのドリンクメニューから1種選ぶ方式。
フリードリンクだとついつい頼みすぎて最後の方は苦しくなることもあるのだがこちらはお料理も含めて量が程よく、優雅な時間を過ごせた。
ウェスティンホテル大阪 (梅田)
8月のテーマは「スゥイートメロン」。メロンに目がないわたしとしては行かない手はないということで、長楽館から半月も経たないうちに訪問。会場は1階のロビーラウンジ。
スペシャルディッシュとしてメロンスープとフォアグラテリーヌからスタート。
セイボリーからデザートまでスコーン以外はすべてメロンを使っている徹底ぶり。
紅茶はフリーフロー式でわたしは500円プラスしてムレスナティーを選択。
午後休をとった平日に訪問したのだが、大きな窓から差す陽が気持ちよく、池の鯉を眺めながらまったり過ごした。
パークハイアット京都(祇園四条)
9月、京都に宿泊した際に訪問。わたしが予約した際は18時スタートも可能だったので夕食を兼ねての利用。
こちらはコース仕立てでそれぞれの料理とペアリングしたお茶がサーブされる。
わたしはカフェインが苦手で18時からの摂取はちょっと厳しそうだったので玉露などはノンカフェインのお茶に変更していただいた。(ティーペアリングのコースという趣旨に反して恐縮ですが、、)
1皿目 南瓜のムース 雲丹 ヘーゼルナッツ
2皿目 サーモンのグラブラックスと自家製ヨーグルト 無花果とカシスのガトー
3皿目 トリュフとパルメザンチーズ 栗と生姜の最中
5皿目 キャラメルと林檎のスフレ
最高級ホテルということでさすがにちょっと緊張したが、洗練された空間のなか美味しいお料理と丁寧な接客を受け、素晴らしい体験になった。
奈良ホテル
3月、今年度がんばった自分への慰労で有給をとり久々のアフタヌーンティー。気持ちがいい天気だったので近鉄奈良駅から途中鹿を眺めつつ徒歩でホテルへ向かう。
会場はメインレストランである「三笠」。五重塔が見えるナイスロケーション。
ウェルカムドリンクは奈良のオリジナル品種である「古都華」を使ったいちごサイダー。
メインはすべての料理にいちごが使われたいちごづくしのアフタヌーンティー。
ドリンクはロンネフェルトの紅茶が1杯ずつサーブされる。
番外編 ホテルニューオータニ東京(赤坂見附)
9月に東京へ行った際に訪問。
上段にはあのスーパーモンブランやショートケーキのミニサイズも乗っている。(ミニサイズといっても中身ぎっしりで結構ボリューミー)
後半ちょっと苦しくなってしまい、次の予定が差し迫っていたたため完食できなかったことが悔やまれる。スケジュールやお腹のコンディションを万全にしてリベンジしたい。
まとめ
わたしの場合、アフタヌーンティーは料理と同じくらい、もしくはそれ以上に空間や雰囲気を重視している。
クラシックホテル(長楽館、奈良ホテル)に圧倒されつつパークハイアット京都のようなラグジュアリーな空間にワクワクし、ホテルニューオータニ東京の広大な日本庭園を眺めて一時日常を忘れる。
こんな2時間を味わいたくて日々おひとりさまOKプランを検索している。
平日であれば大抵ゆったりしており人目もあまり気にならないことが分かったので、2023年度もひとりアフタヌーンティーを楽しんでいきたい。